七五三 大阪船場の卸

「扇面 松竹梅」

淡い水色地にいくつもの扇と重ねるように松を配し松竹梅柄にしています。柄の豪華さもさることながら淡い地色に対して濃い青色ぼかしがやわらかな印象を感じさせます。

「雲どり」 雲取絞り

赤色地におけ絞を使って雲取り柄を配し中に疋田絞りを使って色づけをしています。他にも帽子絞りを使って細かな柄を表現するなど細部にまで手仕事が入った丁寧な作りとなっています。

「毬と百花」

さや型の地模様がある生地をやわらかいピンク色に染めておけ絞りで白場をつくり金コマ刺繍の手毬と手描き友禅による色とりどりの花をそえた上品な柄づけとなっています。

「手毬と梅」

ピンクと赤のぼかしに金コマ刺繍の手毬と梅の柄です。ぼかしがとても大胆な柄取りとなっております。

「熨斗と花の丸」

赤地に花の丸と熨斗で柄付けした着物です。舞う花々と風になびく熨斗がシンプルなのに動きがある柄となっています。

「鈴と花の丸」

銀とおしの黒地に花の丸、鈴、宝づくしの柄をやわらかくて可愛い色づかいで描いて大人っぽい雰囲気の中にも女の子らしさを表現した一枚となっています。

「七宝と花の丸」

とても淡いパステルピンクに染められた地色に七宝と花の丸といった丸みを帯びた柄づかいでやわらかい雰囲気の着物に仕上がっています。

「まりと花　絞り水色」

全体を透き通るような水色で染めた着物です。桶絞、帽子絞、金コマ刺繍の手マリや手描き友禅の鮮やかな色彩の花。さわやかなイメージの中にも女の子らしさがちりばめられています。

「赤字花模様」

華やかな赤の地色の中に元気で明るく花が咲いています。地色の濃さと花のやわらかい色づかいがコントラストを作り出して豪華で可愛らしい着物に仕上がっています。

「満開 ピンク」

ピンク地に花を全体にうめつくした柄がとても華やかです。やさしい地色と色とりどりの花が雅な雰囲気を作り出しています。

「おしどり」

全体を鮮やかな黄色に染め、水辺にたたずむおしどりと花が繊細なタッチとやわらかい色づかいで描かれており、美しい一枚となっております。

「華の舞」

白地に小花を敷きつめた全体に流れがある柄がなんとも女の子らしいです。ぼかしがやさしい雰囲気を作り、色の濃淡により重厚感も感じられます。

「小槌と軍配 紫」

紫色とベージュのぼかしに小槌と軍配を雪輪の上に配し松と宝づくしの柄を小づけにしてすっきりとした仕上がりになっています。
袴は金地で冴えた配色となり着物を豪華に見せてくれます。

「束ね熨斗」

黒にベージュ地のぼかしに束ね熨斗と宝づくしのモチーフを大胆に配し繊細に描かれた松が全体を落ちつかせています。
袴は明るい色を合わせて華やかさを演出しています。

「小槌と軍配　抹茶」

抹茶色とベージュのぼかしに小槌と軍配を雪輪とともに配し、松と宝づくしの柄を描いてとても上品な仕上がりとなっています。
袴はグレー地で落ちついた雰囲気となっています。